記事一覧

そういえば倭人は背が小さい人の意味だったっけ

カナダ留学中、よく感じたことだが、韓国人は日本人より背が高い。身長2m越えている東洋人に実際に会ったのは、カナダが初めてで、やはり韓国人だった。もっとも、そのとき既に私は「韓国人は日本人より平均身長が大きい」と知っていた。それを知ったのは日韓W杯の時だったが、大そう驚いた。一番分かりやすい身体的特徴で、日本人が韓国人に遺伝的に負けるなんて想像もしていなかったからだ。「日本史上最高のピッチャーの金田も...

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一休さんを知る中国人は1億人以上いる

「一休さん」というテレビアニメを知っている人は、もう30代後半以上でしょう。私も再放送で観ました。このアニメ「一休さん」の視聴者が最も多い国は、日本でなく、中国だと知っているでしょうか。今の30代の中国人なら、ほぼ全員知っています。30年前の中国で大人気だったアニメです。当初は白黒で放送されていたそうです。30数年前の中国なら、村にテレビは数台しかなく、しかも白黒で、村中の人がテレビのある家に集まる、とい...

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家族のいない人

病院で最期を迎える人の中には、家族のいない人が、私の経験上、10%程度います。家族のいない人とは、子どもがおらず兄弟もみんな死んでしまった人だけでなく、家族と連絡がつかない人も含めています。家族が本当にいない人より、家族と縁を切った、および切られた人の方が、私の経験なら3倍くらい多い気がします。もっとも、未婚率が高くなっているので、本当に家族がいない人の割合もこれから増えてくるでしょう。だから、医療従...

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「怒るのと叱るのは違う」が日本のパワハラの現状です

「感情に任せて殴るのはよくないが、愛情を持って殴るのはいい」今からは信じられないですが、昔は上のような主張をする連中が日本には山のようにいました。確か、少年H(妹尾河童著、講談社文庫)にも「おまえは愛情を持って殴るのと、愛情なしで殴ることの違いも分からないのか」と上級生に言われて、主人公が「そんなの分かりませんよ!」と言い返す場面があったと記憶しています。さすがに私は上の言葉をよく聞く世代には入り...

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大手新聞社は夕刊をやめるべきである

こちらのブログで大きく取り上げる予定の「ルポニッポン絶望工場」(出井康博著、講談社+α文庫)で、大手新聞社は夕刊をやめるべきである、と主張されています。その理由は「夕刊をやめれば新聞販売所の経営が改善するため、および外国人労働者を酷使しなくてすむため」です。例として、朝日新聞は朝夕刊セットで月4037円、朝刊だけで月3093円です。わずか月944円のために2倍の配達をさせているので、販売所の経営が悪化し、外国...

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新聞のうすさと都落ち

新聞がうすい。ゴールデンウィーク中、記者に休日をとらせているせいだろう。新聞が30ページもない日が連続して続いた。もっとも、新聞のうすさに嘆いたのは今回が始めてではない。東京から地方都市に引っ越して、いつものように開いた朝日新聞が妙にうすかったときは、もっとショックだった。「朝日新聞がペラい。東京もそう?」そんなメールを友人に送った。彼の返信によると、やはり、その日の朝日新聞も東京では30ページはあっ...

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私が医師の仕事はなくなると確信した理由

これまでの私の人生で最も優秀と思った医師は、ガイドライン(学会が作成している標準治療方針)をチェックしている方です。なお、ガイドラインは分野によって、「糖尿病治療のガイドライン」「肺がん診療のガイドライン」「心臓エコーの適応と判読のガイドライン」などと複数存在しています。その医師は各ガイドラインが推奨している診断や治療が科学的にどれくらいの価値があるのかを調べています。「科学的な価値」については、...

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周りと同じことをしようとしても違ったことをしてしまう日本人

ブックオフでバイトしていた時です。初日、私はコンビニでレジを打っていた経験もあり、同じ日に入った初心者よりは上手く仕事を処理できていました。しかし、コミュニケーション能力では、初日から「イケメン」と呼ばれた同期とは比べものにならないほど低かったです。いつものことです。納得できないのは、次のようなパワハラを受けたことです。バイトを始めてまだ2週間しかたっていない頃、突然、直属の上司に控室に呼ばれまし...

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カルト脱出記を読んで

「カルト脱出記」(佐藤典雅著、河出文庫)を読んでの一番の感想が「羨ましい」です。何度思ったか分かりません。こんな能天気に生きていて、ここまでエホバの証人を利用して、ここまで成功した人生を送れるなんて、羨ましいと思わない人なんているのでしょうか。「カルト脱出記」という書名から、洗脳による苦悩とそこから脱却するための壮絶な葛藤が書かれているかと思いましたが、ただのサクセスストーリーでした。こんなチャラ...

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国際恋愛と映画

「シャクルトン」の記事にも書きましたが、「人は青春時代に観た映画に生涯で最も感動する」という説があります。私が上海に住んでいた時、最も感動した映画は「夜。上海(イエ・シャンハイ)」になります。今wikipediaで調べて始めて知りましたが、日中国交正常化三十周年の記念作品だそうです。観れば分かりますが、文句なしの駄作です。本木雅弘や竹中直人が出演していると書けば、だいたい想像はできるでしょう。それを観てい...

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高齢化先進国日本の医療保険

「訪問診療」と「往診」の違いを知っているでしょうか。日常会話ではほぼ同じ意味で使われていますし、その違いを知らない医者もいますが、日本の医療保険制度上では区別しています。訪問診療は計画的に患者宅へ診察に行きます。一方、往診は臨時に(つまり、患者から要請があったときに)患者宅へ診察に行きます。「訪問診療と往診、どっちが保険点数高いと思う?」ある訪問診療医からの質問です。「往診……じゃないんですか?」が...

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バンクーバーオリンピック・祭りの最中

もう8年も前になりますが、バンクーバーオリンピックが開催されていました。日本としての最大のニュースは浅田真央がキムヨナに負けて銀メダルだったことで、次は高木美帆が中学生でオリンピックに出場して話題になったものの最下位に終わったことでしょうか。前回の記事に書いたように、その当時、浅田や高木がいたであろうオリンピックの開会式・閉会式の会場の隣を私は歩いて、語学学校(正確にはカンバセーションスクール)に...

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バンクーバーオリンピック・祭りの前

私がバンクーバーに留学していた時、バンクーバーオリンピックが開催されました。オリンピックがバンクーバーで開かれることを私は知らなかったか、忘れていましたし、当初はオリンピック開催前に留学から帰国する予定でした。オリンピック目的でバンクーバーに来た日本人は、私の周りにはいませんでした。現実にはいたと思いますが、それを直接聞くことはありませんでした。そんなミーハーな理由で来たと言いにくい雰囲気がバンク...

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「王様は裸だ」と叫ぶ

「将棋・囲碁とコンピュータの未来視」でAI医療について語るのにふさわしくなかったので、AI医療についての記事を書くために「未来社会の道しるべ」のブログを始めました。しかし、「未来社会の道しるべ」を作成してから1年もたつのに、まだAI医療の記事は一つも書いていません。その最大の理由は、AI医療について調べていくと、私より遥かに深く考えている見解ばかり見つけるです。私がAI医療についての記事を現在書いても、2016...

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日本はイギリスの衰退に100年間も気づいていないのか

日本史上最大の激動期である幕末維新期、文句なしの世界最高の文明国はイギリスでした。しかし、20世紀になって、誰の目にも大英帝国は衰退していきます。20世紀を主に動かしたのは、アメリカ、ソ連、ドイツ、日本で、20世紀後半には、イギリスは本来のヨーロッパの小国の地位に戻ってしまいました。それは現在の日本の姿にも似ています。似た者同士で同情しあっているのかもしれませんが、日本はいまだにイギリスを重視しすぎてい...

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ロンドン博物館

産業革命が歴史に与えた影響は人類史上比類なきものがあります。それには異論はありませんが、「飛び杼―ジョン・ケイ」「ジェニー紡績機―ハーグリーブス」「水力紡績機-アークライト」「ミュール紡績機-クロンプトン」「力織機-カートライト」などの発明品と発明家を暗記する価値になると疑問を感じます。昔は世界史の教科書に必ず載っていましたが、最近ではその学習意義に疑問を感じる教養のある学者が増えたのか、教科書にも...

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格差社会ニッポン

私と同じく再受験で医学部に入った友人から聞いた話です。進級が容易な国立の医学部再受験生にはそれほど珍しくありませんが、彼は塾講師のバイトで学費も生活費も稼いでいました。国立医学部生の塾講師、家庭教師の時給は凄まじく、5000円を越えるケースもあり、東大医学部になると1万円を越えていたりします。費用対効果を考えると割に合うわけがありませんが、それでも喜んで払う親連中が現実に今の日本にいます。これも格差社...

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Re:

私の日記によると、2006年らしい。サラリーマンNEOというNHK番組の1コーナーに「Re:」というタイトルの連続ドラマがあった。真面目なサラリーマンが残業中、偶然見つけた出会い系サイトに本気になって、全身全霊で返信内容を考えて、なんとかメール連絡を保っていたが、最終回で一度も会えなかった相手に見事に振られる話だ。もっとも、最終回以外はまともに観ていないので、「Re:」がこの設定で合っている確証はない。ただし、最...

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国際貢献を志す若者たちへ

前回の記事で私がバカと断定した「職業は武装解除」(瀬谷ルミ子著、朝日文庫)の著者は、「私には年収1200万円の価値があるが、お金よりもやりがいを重視して、NGOの仕事を選んだ」と自慢しています。こんなバカのする仕事に年収300万円以上の価値があるなら、国際貢献そのものに私は疑問に感じます。それはともかく、瀬谷ルミ子氏は国際NGOの仕事がちょうどいいと私も思います。バカの自己満足ではあっても、少しは着実に国際貢...

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頭の中がお花畑のバカでも国際貢献はできる

「職業は武装解除」(瀬谷ルミ子著、朝日文庫)という本があります。知性も倫理観もないが、意欲だけはあるバカが国連や外務省やNGOで国際貢献した自慢話を書いた本です。こんな奴がする国際貢献など、ほとんどが自己満足に過ぎず、大局的な視野でみれば、あってもなくても変わらない程度の貢献しかしていません。戦場ジャーナリストの男から護身用にナックルをもらっておいて、「戦場に生きる男なりの新手の告白か?」などと思う...

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日本は福祉国家を目指すべきである

特別会計に代表されるように、日本の行政に非効率なところがあるのは事実です。だから「官から民へ」という流れは基本的に間違いでないとは思いますが、前回の記事に書いたように、不十分のままです。一方で、日本の非効率を打破しようと、自由経済を推進して、ジニ係数を増大させたのは失敗でした。自由化すべき公的部門には切り込まず、もともと不平等であった私的部門をさらに不平等にさせたのですから、社会全体としてはマイナ...

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日本が抜本的改革を断行できない理由

1990年から現在に至るまで、日本が大改革を行うべきなのは誰もが分かっていました。細川内閣は選挙制度改革を行いましたし、橋本内閣は省庁再編改革を行いましたし、小泉内閣は不良債権処理を行いました。ただし、どれも小手先の改革です。明治維新や戦後改革のような抜本的な改革ではありません。バブル崩壊後から〇〇改革と何度もかけ声だけはあげながら、停滞を食い止められなかったのは、現在の日本を見れば一目瞭然です。この...

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斜陽国家ニッポン

21世紀になってから、世界経済の中の日本が相対的に小さくなっていったのは、他の新興国が日本と同様の方法で繁栄してきたことが大きいでしょう。一方で、日本は過去の成功体験に固執し、新しい段階を見出すことができませんでした。1990年前後、日本人は働きすぎだと批判されていました。日本製品がアメリカ製品より売れるのは、日本人がアメリカ人より質の高い仕事をしているからではなく、日本人が安い賃金で長時間労働している...

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日本の全盛期・1980年代後半~1990年代前半

1990年の前後10年くらいは日本のGDPが世界経済に占める割合が日本史上最も高い時代でした。世界中のあらゆる場所で日本企業や日本人が活躍し、冷戦の勝者であるはずのアメリカに「日本の貿易黒字は大きすぎる。儲け過ぎだ」と公式に発言させるほどの経済力を見せつけていました。必然的に、世界中が日本繁栄の要因を探ります。当時、日本繁栄の要因を世界に最も通用する理屈で語っていた日本人は、ソニーの盛田昭夫でしょう。今の...

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ポカラの日本人ニート

ネパールの観光地ポカラで都心でない方向に自転車で行くと、日本では見られない素晴らしい田園風景が広がっていました。同じく自転車で巡っていた日本人旅行者に呼び止められ、近くの喫茶店で雑談することになりました。男女二人ペアでしたが、交際しているわけではなく、インド・ネパール国境を越える時、英語がほとんど話せない若い女性がおっさん男性に助けを求めてから、一緒に行動するようになったようです。興味を持ったのは...

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旅は生産的でない

ネパールの観光地ポカラをレンタサイクルで巡っていると、暇を持て余している日本人バックパッカーがよく目につきました。ほとんどは大学生でしたが、彼ら彼女らは日本人が集まる喫茶店やホテルに置いてある日本のマンガ本を朝から晩までずっと読んでいました。わざわざネパールまで来てすることとは思えないのですが、「ドラゴンボールの7巻は〇〇にあるよ」と情報交換で盛り上がっていました。とはいえ、私も人生始めてのバック...

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ポカラの計画停電

始めての海外旅行で、私は騙されまくったインドからネパールで逃げてきました。都市でいえば、ヒンドゥー教最大の聖地ヴァラナシからネパール第二の都市ポカラへバスで移動したことになります。ポカラは大きな湖のある風光明媚な街で、私のようにインド旅行に疲れ果てた日本人や韓国人旅行者が一息つくためにうってつけの場所です。そう地球の歩き方にも紹介されていますが、観光客が集まるところはポカラの郊外であり、ポカラの中...

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ある研修医の愚痴

A「インフルエンザ検査キットとタミフルとイナビル(インフルエンザ治療薬)を薬局で売っていたら医療費いくら節約できるんだろう、と思わない? 患者さんだって、わざわざ寒い中、病院まで来なくていいじゃん」B「ハハハ。そしたら薬剤耐性ウイルスが蔓延するぞ」A「でも、インフル陽性だったら、みんなタミフルかイナビル出してるじゃん。薬が医師経由かどうかに関係なく、世界の7割のタミフル使っている日本なら、耐性ウイルス...

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維新政府が幕府に勝る点

今年は明治維新150周年らしく、明治維新の本が多く出版されているようです。ふと思って、本棚にある明治維新本を2,3冊眺めていると、あることに気づきました。「幕末史」(半藤一利著、新潮文庫)も「幕末維新の不都合な真実」(安藤優一郎著、PHP文庫)も「幕末・維新―シリーズ日本近現代史〈1〉」(井上勝生著、岩波新書)も、全て幕府に同情的で、維新政府に批判的なのです。理由は個人的な好き嫌い(こだわり)も含めて著者ごと...

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子どものために子どもの過剰診療をやめるべきである

「日本で最も無駄な医療は高齢者医療である」と考えている人は多いでしょう。統計的にも、人口の27%の65才以上の高齢者に6割の医療費が使われています。もう先が長くないし、社会に貢献できる可能性が少ない高齢者に1年間で25兆円もの費用が使われているのは、誰が考えても無駄でしょう。私も病院で70代のがん手術ばかり見ていると「高額の手術費を考えれば、放っておいてもいいんじゃないか」という気になります。もっとも「死す...

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全ての女性は自分がキレイと思っていると知るべき(反省をこめて)

その30代半ばの女性はfacebookをしていなかった。自分のようにfacebookをほとんど見ないのではなく、そもそも登録してないのである。毎日facebookで「いいね」している人には信じられないかもしれないが、総務省の統計を見れば、30代でそういう女性も珍しくはないと分かる。てっきり、彼女は最近の若者たちの流行を嫌っているのかと私は思って、次のような会話をしてしまった。私「インスタ映えって流行語あるじゃないですか。あれ...

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自分が可愛くて仕方ないバカ娘でも不良娘よりはマシである

ティーンエイジャーの女の子二人組が初音ミクの歌に合わせて踊っている。自分と一緒にいる30代半ばの女性はそれがなにか分からなかったので、「踊ってみた動画」の撮影だと説明してあげた。あまり人のいない景色のいい観光地では、この撮影をよく見かけることも伝えた。女性「あのカメラマンは雇っているんですか?」私「そうでしょうね」女性「いくらぐらいで?」私「それはピンキリでしょう。中には無償でしてくれる人もいるでし...

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明るいところからは暗いところが見えないが、暗いところからは明るいところも見える

「若いうちの苦労は買ってでもしろ」という言葉があります。私も本当にそうしたかったです。私が若い時に経験したのは、未来につながる「苦労」ではなく、未来を暗くする「不幸」だけでした。「落ちるところまで落ちてやる」や「若いうちにダメになってみる」と思っていたのなら不幸でも納得できたりするのでしょうが、私にそんな思考は微塵もありませんでした。少しでも上に行きたいと思っているのに、ひらすら下に落とされ、みじ...

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特技「後で泣く」は女性以外も持っているのだろうか

私の知り合いには、「後で泣く」という特技を持っている方が少なくありません。自分が情けなくて泣きたくなっても、「自分でない誰かが怒られている」などと思い込んで、その場はやりすごし、後で一人になった時に泣く、という特技です。この特技を持っている人間がこの世界にいると私が知った時は、天地が動転するくらいショックでした。恥ずかしい話、私はつい最近も上司に罵声を浴びせられ、蹴られ、あまりに悔しくて3時間も職...

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3秒で眠れる女性

ドラえもんに出てくるのびた君は3秒で眠れる特技があります。これはマンガの中だけの話で、現実にそんな人は存在しないと私は信じていました。しかし、私は人生でそんな特技を持つ人に何名も会うことになります。そのほとんどが女性でした。一時は女性しかその特技を持たないと信じていたくらいですが、男性にもその特技を持つ人がいるらしい、と分かってきました。3秒で眠れるどころか、30分でもまず眠れない、子どもの頃から睡眠...

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誕生月にも勝ち組と負け組がある

私の周りには4月~6月生まれの人が多くいました。日本では4月から学年が始まるので、親たちが意図的に4月~6月に産んでいるのだろう、と私は長年考えていました。しかし、誕生月の統計を調べてみて、どの月でもほぼ均等に日本人が生まれていることを知ります。私の周りに4月~6月生まれが多いのは単なる偶然だと思いました。しばらくして、必ずしもそうでないと分かります。日本のプロ野球選手やプロサッカー選手では、4月生まれが...

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滝川クリステルが底抜けのバカであることは日本人なら誰でも分かる(べきである)

私は「パワハラの現状と日本の生産性の低さ」の記事で、日本のおもてなし(hospitality)は西洋よりも素晴らしいと、データを使って示しています。しかし、「日本人が日本人のおもてなしを自慢するなんて本末転倒である。おもてなしは他者の評価によって決まるものだ」と何度も批判している本があります。「新・観光立国論」(デービット・アトキンソン著、東洋経済)です。出だしから「日本は観光業によって少子化を帳消しにする...

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女であることは東大卒より価値があるのか

クリスマスの日だったように思う。知り合いの女性に外国人バーに一緒に来てほしい、と頼まれた。私のような人がパーティーに参加するので、私がいると助かる、というのである。よく意味が分からないまま行くと、東大博士課程卒業でそのまま東大で助手をしている男性を紹介された。確かに、私と性格は合っていたようで、知人女性、東大助手、私の3人の会話は、事実上、東大助手と私だけが話して、知人女性は聞いているだけだった。...

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北欧は日本以上の福祉国家なのか

「福祉先進国・北欧は幻想である」という記事を私は書いたのに、「日本と北欧は似ている」の記事では北欧が福祉国家であることを前提にしています。矛盾しているので、それについて弁明しておきます。富の平等を重視する点では、北欧と日本は似ているのかもしれません(もっともOECD Income Distribution Databaseのジニ係数で、日本は北欧諸国より相当に上ですが)。高齢者福祉と医療については、日本は北欧より格段に恵まれてい...

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日本と北欧は似ている

「限りなく完璧に近い人々」(マイケル・ブース著、角川書店)では、北欧の5ヶ国の特徴を紹介しています。その本にこんな表現があります。「日本は北欧諸国の名誉会員である」(53ページ)北欧諸国は貧富の差が少なく、日本も同様だからです。さらに、スウェーデン人の国民性の大きな特徴は「シャイ(恥ずかしがり屋、内気な、人見知りの)」であり、自己主張もほとんどしません(396~397ページ)。さらに、スウェーデンは全体主義...

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美容院と理容店

(このところ美容院増えたよなあ。キレイな喫茶店だと思って近づいてみると美容院だった、なんてことがよくある)そう感じていたので、調べてみました。総務省統計局の事業所統計調査報告書によると、2012年で喫茶店の事業所数は4万9298です。最も多かった1980年頃の15万と比べると、3分の1まで激減しています。一方、厚労省の衛生行政報告によると、2012年で美容院は23万、理容店は13万です。この20年ほど美容院は増加傾向で、理...

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床屋の国際比較

日本の男性床屋の相場は4000円くらいでしょう。私も以前はそんな値段の床屋に行っていました。しかし、海外在住経験後から1500円~2000円の大衆理容店を使っています。その理由について以下に説明します。言葉のあまり通じない人に髪を切ってもらうのは、怖いでしょう。だから、中国では通訳の友だちと一緒に床屋に行っていましたし、カナダでは日本語が通じる床屋に行っていました。そのカナダのバンクーバーには日本人向け理容店...

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床屋のオヤジとカズオ・イシグロ

昨日、新しい床屋で髪を切ってきた。前回まで通っていた床屋のオヤジに「ちょっと前髪切りすぎじゃないですか?」とケチをつけると、「そうですか。もう切りません」と拗ねたように言われて、前髪以外も全部切らないまま終わられて、気分が悪くなったからだ。新しい床屋のオヤジはよく喋った。趣味を聞かれたので、読書と正直に言うと、「僕は長崎出身なんですよ。あのノーベル賞とった人知っていますよね」と話題をふってきて、カ...

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Lady first≠女性に優しい

「Lady first」という文化は西洋で定着しています。だから、西洋人は女性に優しい、という「誤解」が広く蔓延しています。誤解というと語弊があるかもしれませんが、現実にカナダ人男性と結婚して、日本人(男性)の方が優しいと断言する日本人妻に私は10人くらい会っています。西洋では女性がエレベーターから男性よりも必ず先に出ますし、男女一緒に歩いていると、男性が必ず扉を開けます。しかし、これはそういう習慣で、礼儀で...

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カナダ人男性と結婚した日本人妻

カナダにいた時、日本人パーティーなどで、カナダ人男性と結婚した日本人妻には何名も会いました。日本に関係するパーティーに来ているからかもしれませんが、そのカナダ在住の日本人妻は全員「カナダよりも日本が素晴らしい」、「カナダよりも日本が好き」と言っていました。「なぜそう思うのか?」と私が聞くと、一番多くの人から聞いた意見は「英語が十分に話せない(大人になってから外国に行くとnative同等になるのは何十年も...

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男女差を感じる時 その3

私がイギリス留学から帰る前、イギリス在住日本人向け掲示板で、「地球の歩き方ヨーロッパ」を無料であげると提案しました。タダではありましたが、交換条件がありました。私と喫茶店でお話してもらいたい、というものです。お互いの社会経験、留学経験を語り合うことで成長したい、と思っていたのです。そういう動機まで書いたところ、応募してきたのはほぼ全員女性でした。正確には8人女性、1名男性です。イギリスに語学留学して...

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男女差を感じる時 その2

私のように両親と仲が悪い人にはたまに会います。多くが女性で、過去の心の傷を負いながらも、私が話した当時は平和な日常を生きている人たちでした。なぜ辛い過去を背負いながら、平和な日常を生きているのでしょうか。私のように必死で勉強して、医師資格でもとったのでしょうか。私の人生で、そんな女性には一度も会ったことがありません。彼女たちは結婚しただけでした。なにもしなくても、向こうから自分を好いてくれる男が来...

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男女差を感じる時 その1

「外国語を覚えるのに最も有効なのは、それを母語とする彼氏(彼女)を作ることだ」とよく言われます。多分、これは事実で、私もカナダにいた頃、カナダ人彼氏を作ったことで、恐ろしくバカな大学卒業で、私の英語学習努力の10分の1以下で、劇的に英語が上手になった日本人女性に何名も会いました。一方、カナダ人女性とつきあった日本人男性は1名しか知りません。その1名の日本人男性も厳密にはカナダ人でなく、同じ語学学校のウ...

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SNSは現代版年賀状である

今日の朝日新聞の「オピニオン&フォーラム」はひどい記事でした。facebookなどの「いいね」のために、若者たちが必死になっている様子を批判する趣旨です。確かに、「いいね」を事実上強要されたり、「いいね」をされないと孤立感を味わったりするのは、くだらないことです。それは私も強く同意します。しかし、それを「最近の若者は……」などと年寄り臭い説教調にするとは、最低の切り口です。私がこちらのブログで何度も指摘して...

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日本人女性は西洋人に遊ばれているだけかもしれない

前回の記事の続きです。「工学部ヒラノ教授の事件ファイル」(今野浩著、新潮文庫)に、著者の今野氏がアメリカの大学に勤務していた時、成績上げることを条件に、女学生に誘惑された自慢話を書いています。しかし、今野氏はアメリカよりも遥かに長期間いた日本で、女学生に誘惑されたことなど一度もないそうです。「日本人女性は西洋人女性よりも遥かに奥手だ。日本人女性と深い仲になるのは難しい」数年前、「医学生のくせに、な...

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