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記事一覧

コロナ対策はなにを目的としているのか

新型コロナ対策のため、先進国のほとんどの人の生活に悪影響が出ています。旅行しにくくなり、外食できにくくなり、知り合いと会いにくくなり、知らない人とも距離を開けなければいけない状況が続いています。そこまでして、新型コロナのなにを防ぎたいのか私にはよく分かりません。感染拡大を防ぐためでしょうか。しかし、ここまで感染拡大してしまった以上、もう制御できないでしょう。徹底的に感染者を隔離して、日本で感染者ゼ...

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新型コロナの感染経路の特定と公開は日本で止めるべきである

新型コロナの感染経路の特定は、日本では止めるできでしょう。メリットとデメリットを考えると、明らかにデメリットが大きいと考えます。新型コロナに感染すると、現在の日本では確実に感染経路を調べるとの名目で、感染前の日常生活について詮索されます。4月や5月の感染者バッシングが最高潮の頃は、「居酒屋に行っていた」「友だちと会食した」「県外旅行をしていた」というだけで、凄まじい社会的批判に晒されたことを多くの人...

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9月入学の改革すら実施できない日本

コロナショックで多くの学校が長期休校しました。その分、学年を延長して、以前から計画していた9月入学を実施する絶好の機会が来た、と考えた人は少なくありませんでした。まず、現役の高校生が声をあげ、世論調査でも9月入学を実施すべきとする割合がそれに反対する割合より大きかったので、いよいよ9月入学になる、と私も考えていました。しかし、日本ではいつもそうですが、抵抗勢力が声高に反対すると、あっという間にこの改...

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犯罪本批判

私が「未来社会の道しるべ」を開始した頃から書くべきだと思っているテーマで、いまだに書いていない記事の一つに「犯罪本の批判」があります。「犯罪は社会の鏡」の通りに、犯罪本は日本人の道徳観のなさが如実に現れていると感じます。それは非道な犯罪や犯人の崩壊した生き方に日本人の低い道徳観が現れているためではありません。犯罪本の書き方に、著者のひどい道徳観が情けないほど現れているためです。つい先日も「妄信」(...

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生まれで人生が決まることを日本人は気にしないのか

私が恵まれたい人たちについて口を極めて批判するせいでしょう。「病院にはかわいそうな人たちが多いので、そういう人たちとは気持ちが通じ合えるのではないか」と言われることが稀にあります。もちろん、そんなことはありません。恵まれていない人たちが、私と全く合わないことは「学歴社会嫌いな私が学歴好きになった理由 」に書いた通りです。たまたま恵まれていない環境に産まれた人はそのまま環境と同じく腐った人間性を持っ...

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反社会勢力を認める日本人がにいるからヤクザが日本にいる

有効な乱獲規制の必要性の一連の記事をこちらのブログにに書きました。漁業者が自ら墓穴を掘り続けている大きな理由の一つは、漁業にヤクザが絡んでいるからです。「サカナとヤクザ」(鈴木智彦著、小学館)を読めば分かります。同じ著者は「ヤクザと原発」(鈴木智彦著、文春文庫)を書いていますが、原発産業があれほど腐敗しているのもヤクザが関わっていることも原因の一つです。日本の建設業では談合が習慣化しすぎて、なかな...

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日本マフィアの外国人連中は相手にしない

「ハーバードの日本人論」(佐藤智恵著、中公新書ラクレ)はひどい本でした。前書きを読むだけで分かりますが、いわゆる「日本はスゴイ本」の一つです。テレビで多いことは知っていますが、中公新書ラクレにまであるとは。「日本人ほど『日本人論』が好きな国民はいない」と前書きの最初にありますが、全く根拠がありません。ちなみに私は「イギリス人ほど他国からイギリスがどう思っているか気にする国民はいない」という英語の文...

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本当の不幸を知る人たちへ

(これからどれだけ長生きしても、ありえないことだが、残りの人生の全ての期間が幸せ絶頂だったとしても、これまでの不幸の総量を埋め合わして人生全体でプラスになることは絶対にない!)私が17才の時、そう心の中で叫んだ。それから20年以上たつが、その考えが間違っていると思ったことはない。20年間、ずっとそうだった。そんな私みたいな奴は世の中にどれくらいいるのだろう。私が親しくなった女性にそう言うと、ほぼ例外なく...

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「死ぬくらいなら会社辞めれば」ができない理由

「『死ぬくらいなら会社辞めれば』ができない理由」(汐街コナ著、あさ出版)はひどい本でした。著者がダメ人間すぎます。こんな奴を自分と一緒にしてほしくない、と思う人は少なくないはずです。以前、どこかの記事にも書きましたが、ほとんどの人にとって、仕事のストレスの3分の2は職場での人間関係からきて、3分の1は仕事内容からくるはずです。著者は職場の人間関係に悩んでいなかったのですから、ストレスは耐えられないほど...

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スカーフ着用禁止批判への批判

「となりのイスラム」(内藤正典著、ミシマ社)はイスラム教徒たちの思考を知るために有用な本だと感じました。イスラム教徒の思考をここまで正しく代弁している日本語の本は、なかなかないように思います。ただし、私にとってイスラム最大の謎である「イスラムではなぜ世俗化がうまくいかないか」の理由は、イスラムではそもそも政治と宗教が交わらない(とイスラム教徒は考えている)から、世俗化してもイスラム教徒は幸せになれ...

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コロナショックの不況時に「貧しい俳優を助けろ」だと?

今朝の朝日新聞で「収入が途絶えた俳優たちの生活を守ろう」との趣旨の記事には呆れました。(財政赤字で何十年も前から首が回らない上に、コロナショックで異次元の不況のご時勢に、俳優なんて仕事で金もらう奴の生活まで守るつもりか! 一体、そのお金は誰が払うんだ!)しかも、首相に直訴の手紙を出したのは日本俳優連合理事長の西田敏行だと知って、そのバカバカしさに気づかない朝日新聞記者の知性に絶望しました。(俳優な...

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コロナショックでトイレットペーパーがなくなった時期に日本中で繰り広げられた説教

妻「今実家にいるんだけど、周りのお店のどこでもトイレットペーパーが売っていない!」私「本当に? 50年前のオイルショックみたいだね」(私が近くの薬局に行って、トイレの売り切れを確認)私「ははは! 〇〇薬局でもトイレットペーパー一つも売っていなかった」(私が妻に証拠写真をLINEで送る)妻「本当だ! 〇〇薬局にあれだけ積んであったのに! もし見つけたら、トイレットペーパー買っておいてもらえる?」私「え? ...

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「娯楽番組を創った男」の感想

「娯楽番組を創った男」(尾原宏之著、白水社)は、日本の伝記にしては客観性があり、読む価値がありました。丸山眞男の兄の伝記といえば、少しは興味を持つ人もいるかもしれません。丸山眞男の兄なので、もちろん、主人公の丸山鐵雄は極めて恵まれています。教育ママのおかげで、武蔵高校の一期生として入学するものの、わずか2年で落第、退学します。しかし、そこで挫折とはならず、親のコネで、より自由な校風の成城学園高校に...

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なぜ最近の若者は保守的なのか

「分断社会と若者の今」(吉川徹、狭間諒太朗著、大阪大学出版会)は興味深い本でした。「共産主義が失敗した思想的理由」で、下層大衆ほど保守的な理由は不明と私は書きましたが、一つの答えがここにあったようです。低学歴は低収入に直結しますが、低学歴の人ほど現在志向が強いようです。具体的には、「将来のために節約・努力するよりも、今の自分の人生を楽しむようにしている」の質問で、「あてはまらない」を選ぶ率が非大卒...

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子どもの頃は分からなかったこと

私がバンクーバー図書館でいつものように日本マンガの英語版を借りて、読んでいる時です。そのマンガ「聖闘士星矢」は、作者が物語を考えていない、セリフもなにもかも、編集者が考えて、作られていることに気づきました。聖闘士星矢は、私が小学生くらいの頃に大ブームになって、コミックを何回も読み返したはずなのに、それから15年以上たったカナダ留学時代には、話の細かいところはほとんど忘れていました(たとえば、シルバー...

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新幹線の不毛な議論

2019年10月17日の朝日新聞の「耕論」は、日本でよくある不毛な議論でした。新幹線推進派の石破茂は次のように主張していました。「太平洋側は東南海・南海トラフの大地震の発生が予想されているので、そこだけに新幹線があるのは日本の危機管理上よくない。日本海側にも新幹線を作り、肩代わりすべきだ」「最も出生率が低い東京に人を集めるのではなく、地方分権を進めるためにも、新幹線を造るべきだ」「建設費を安くするため、山...

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文系でも必要な科学的思考

10年以上前、開成高校の理科の入試問題にこんなものを見つけたことがあります。「ノモルワ製薬の社長が虫よけスプレーを開発した。社長はその虫よけスプレーを手にかけて、蚊のいる箱に手を1時間入れていたが、全く噛まれなかった。『この虫よけスプレーの効果は間違いない』と思って世間に発売したが、『効かなかった!』とクレームが殺到した。なぜこんなことが起こったのか?」答えは「蚊のいる箱に『スプレーをかけていない手...

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取り付け騒ぎがあっても金融機関を救済するな

「緊縮病という病」(マーク・ブライス著、NTT出版)を読みました。緊縮(財政支出の削減)は、財政赤字に陥った政府がとる妥当な政策のようですが、実際は債務をさらに悪化させるだけである、と300年前から現在までの資料を元に主張しています。事実、REBLL(ルーマニア、エストニア、ブルガリア、ラトビア、リトアニア)やPIIGS(ポルトガル、アイルランド、イタリア、ギリシャ、スペイン)は2008年の不況後に緊縮策をとったが、...

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日本のアフリカODAマフィアの内輪パーティーに参加した感想

かなり前の話になります。JICAがアフリカ諸国との交流イベントを開催するというので、その頃も今も海外に興味のある私は、友人を誘って行ってみました。アフリカについては知識があまりなかったので、その見識を深めることも目的でした。当日のイベント会場があまりに立派であったので、「どれだけの税金が使われているのか。こんなイベントの開催費用があれば、アフリカの人たちをどれだけ救えるか、JICAは知らないのか」と会場に...

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「フェイクニュースの見分け方」のフェイクの見分け方

「フェイクニュースの見分け方」(烏賀陽弘道著、新潮新書)を先週読みました。アマゾンで絶賛されていたので期待しましたが、ハズレでした。もっとも、事実と意見を区別するという著者の主張には同意します。「西洋式討論術」での私の主張と同じです。ただし、「事実だけを受け入れ、意見を無視する」という考え方には首肯できません。まず、事実と意見は明確に区別できるわけではありません。「私はAだと思う」なら意見と考えて...

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北欧などの福祉国家では医療保険は税金として計算している

今日、「私が脱税して、税金を着服したため、日本が滅びる」という罪業妄想に憑りつかれている無職の患者さんに会った。「その真犯人はあなたでなくて、目の前の医者たちですよ」と伝えてあげたかった。...

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後藤新平は関東大震災後の復興で大失敗している

日本に医師免許を持った首相はいまだ一人もいませんが、首相に最も近づいた医師は後藤新平でしょう。下のように医系技官の募集のポスターとして公式に使われており、その業績は半ば神格化されています。神格化というのは決して誇張ではありません。「後藤新平:大震災と帝都復興」(越沢明著、ちくま新書)という本まで出ているからです。しかし、「帝都復興の時代」(筒井清忠著、中公文庫)を読めば分かる通り、後藤新平は帝都復...

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発展停滞国の自覚のない日本が発展途上先進国の中国に追いつけるわけがない

「現代中国経営者列伝」(高口康太著、星海社新書)は中国の本質を突いた本だと感じました。西洋には、このような正しい見解の中国本がいくつもあると予想しますが、日本でこのような本に出会うのは珍しいのではないでしょうか。「現代中国経営者列伝」はレノボ、ハイアール、ファーウェイ、アリババなど、日本でも馴染みのある中国企業の経営者の伝記集です。「愛国心に訴えることで成功した」「当局に根回しして乗り切った」「自...

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「科学と非科学」を読んで

1年ほど前でしょうか。「科学とエセ科学」というテーマで記事を書こうと考えていました。明瞭に科学とエセ科学を分別できる領域もありますが、分別があいまいな境界ラインもあったりすることに、以前から私が興味を持っていたからです。そんな境界ラインに存在するのに、一方的に「エセ科学」と批判しているのはおかしい、とよく思ったりしています。そんな関心を持っていたので、「科学と非科学」(中屋敷均著、講談社現代新書)...

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初海外がインド

「始めての海外旅行がインドでした」と私が言うと、大抵、驚かれる。中には「それは間違っている。始めては韓国くらいにするべきだ」と説教されたことも、2回はあったように思う。なぜ始めての海外でインドを選択したかといえば、「地球の歩き方を読むだけで」に書いたように、私が多くの地球の歩き方を熟読していたからである。「地球の歩き方インド」は、他の「地球の歩き方」よりも圧倒的に面白かった。他にも大きな理由はある...

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地球の歩き方を読むだけで

私が20才くらいの頃、海外への憧れは非常に強かった。当時は未知への探求心、日本以上の文化への尊敬の念が大きかった。しかし、金はなかった。今から振り返れば、アジアに短期旅行するくらいのお金はあったが、当時はそれに気づいていなかった。だから、地球の歩き方を買って、熟読し、そこに行った気持ちになっていた。ニューヨークなどは、「地球の歩き方ニューヨーク」の年度が違うものを購入したり、「地球の歩き方アメリカ」...

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賃貸住宅のケーブルテレビ契約

私の家にはテレビはない。当然、NHKの受信料は払っていない。にもかかわらず、ケーブルテレビの受信料は毎月540円払っている。賃貸契約で、強制的に払わされているのである。私が在住する市だと、賃貸住宅の6割程度がケーブルテレビに加入しているらしい(私の部屋に訪問するケーブルテレビの社員情報)。しかし、一般住宅では入っていない者がほとんだ。なぜ、こんな不均衡が起きるのか。それは、賃貸住宅だと、ケーブルテレビを...

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日本の財政赤字が減らない理由の一端

先日、親しい友人の兄が市議会議員に立候補すると聞きました。その候補者のHPを見て、驚きました。「待機児童ゼロを目指すため、保育士の給与を上げます」「犯罪予防のため、防犯カメラを設置します」「商店街再開発を支援します」などなど、予算のかかりそうな選挙公約がいくつも並んでいる一方で、財源の確保案が全くありません。(今時、こんなバラマキ公約を並べる奴いるんだ。自民党の候補者だって、財政の無駄を指摘する時代...

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日本にネパール人が来るのになぜインド人は来ないのか

これは数年来、私の大きな疑問です。Wikipediaの「インド系移民と在外インド人」によると、国外に住むインド人は1560万人で、国連の経済社会局によると世界一らしいです。それだけ国外にインド人がいるのに、なぜインド人は日本に出稼ぎに来ないのでしょうか。特に謎なのは、日本に出稼ぎに来るネパール人がここ数年急増している点です。私のように、どちらの国も旅行した人なら知っているでしょうが、ネパールとインドは地理的に...

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にんしんSOS

「漂流女子」(中島かおり著、朝日新書)を読んで、「仕事漂流」(稲泉連著、文集文庫)を読んだ時と同じくらいの衝撃があった。「仕事漂流」は、私と同じ二流や三流大学卒の氷河期世代たちの仕事遍歴、つまりは失敗の記録である。私と共通する部分が多くあり、同情する一方で、私の欠点を見せつけられたような気分にもなった。「漂流女子」は妊娠で悩む女性たちを救う団体(にんしんSOS東京)の代表が書いた本である。私と共通す...

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村上春樹はそんなにノーベル賞ほしいのか

私が20才の時、最も好きな小説は村上春樹のデビュー作「風の歌を聴け」だった。半年くらい、常に持ち歩いていたほど好きだった。村上春樹の本は、それから10冊くらい読んだ。私の正直な感想としては、「デビュー作だけが名作で、他は駄作だ」になる。村上に限らず、デビュー作が最高という小説家は珍しくない。上から目線で批評したが、私に文学を判断する能力はない。このブログの文章を読めば分かる通り、私は言語能力が著しく低...

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「女性が活躍できる社会」ではなく「女性が活躍しなければならない社会」になっていないか

「男か女、どっちですか?」子どもができて、もうすぐ出産だと言うと、必ず聞かれます。性別なんてどうでもいいことだと私は思っていましたが、あまりに聞かれるので、私も関心が高くなってきました。知っている人もいるでしょうが、現在の日本では、男子よりも女子を望む親が多いです。その時点で差別でしょうが、「お腹の子どもが男と聞いて、本当にショックだった」と思うだけでなく、言っている親の噂を聞いたりすると、私の方...

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もし日本で予防医療が社会負担費用を減らしていないのなら、どういうことでしょうか?

本日、友人にプレジデント3月号のトンデモ記事を紹介されました。元厚労官僚であり、現駐アゼルバイジャン大使が「予防医療で医療費は削減できない」と主張している記事です。私にとって、なにより信じられないことは「多くの医療経済研究では、禁煙は短期的に医療費を下げますが、長期的には余命延長により生涯医療費を増加させることが確認されています」とまで書かれていたことです。この香取照幸なる人はどこでその「多くの医...

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日本の地籍調査の進捗率も知らない不動産屋たち

前回の記事に書いたように、不動産投資を進める山師の話を私は聞きました。そこで驚き、呆れたことの一つが、出会った不動産屋の3人ともが「人口減少時代の土地問題」(吉原祥子著、中公新書)を知らなかったことです。それどころか、地籍調査の進捗率が日本の調査対象面積の半分程度であることを私が説明しても、不動産屋はその重要性を理解できず、聞き流して、ヌケヌケと営業トークを続けました。(コイツ、本当に専門家か?)...

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入居率や稼働率の定義を定めるべきである

不動産投資をしてしまった人、しようとしている人は「不動産投資にだまされるな」(山田寛英著、中公新書ラクレ)を読んでもらえれば、十分です。特に医師は「節税目的」で騙すのが常套手段なので、ぜひ読んでおいてください。ここではその本で言及されていない問題点を指摘しておきます。前回の記事の通り、私は不動産投資の話を聞きに行ってしまいましたが、そこで驚いたことがあります。「うちは4000部屋の物件を扱っていますが...

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四則演算をしないで数千万円を投資する医師

世の中には医者のみが会員になれる情報サイトがある。医者は金持ちなので、そのサイトでは不動産投資広告がしつこく現れる。「スルガ銀行があれだけひどい事件を起こした直後に、不動産投資の話に乗るバカがいるのか?」と思って、私も無視していた。本当に得なら、その会社か、その会社の社員がその不動産を買っているはずである。儲からない物件だからこそ、金持ちのカモに頭を下げて、買ってもらっている。もし話を聞きにノコノ...

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研修医も金持ちである

このブログで何度か書いているように医者は金持ちである。私は医者であるので、私も金持ちになってしまった。「研修医の給料なんてたかが知れている」と言う人に会ったこともあるが、それは15年以上も昔の話だ。2004年に新臨床研修医制度で研修医のバイトが禁止となってからは、研修医がバイトしなくても十分な給与が得られるようになっている。実例として、私がブラック企業時代に10年近く働いても預金残高が7桁(100万円)を刻む...

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日本で生きやすい人と生きにくい人

カナダの語学学校にいた頃、一人の日本人女性が学校に来なくなりました。同じクラスの日本人が私くらいで、会話できる相手がいなくなったからでしょう。日本ではかわいい容姿と性格だけで男女問わずもてはやされたのでしょうが、カナダではそんなことはありません。むしろ、甘やかされて育ったことを見透かされて、見下されるのが普通です。2ヶ月後くらいに、あるパーティーに彼女がいました。私は彼女を見て見ぬフリをしていまし...

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男には分からない生理の話

今朝の朝日新聞にインドで廉価ナプキンを普及させたインド人経営者の話が載っていました。その人の妻が使っていた経血を拭くぼろきれは、スクーターの汚れを拭く布より汚くて、愕然としたことが商売を始めた動機だそうです。今でも4割のインド人女性は生理用品を古い布、木の葉、灰などの非衛生的な物で代用しているようです。その記事では「最初は人前でナプキンを触ることや、生理の話をすることができなかった。でも今は恥ずか...

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医学部同窓生の子どもの優遇

ここ数ヶ月ほど、医学部の受験不正のニュースに毎日接しているように思う。私にとって最も落胆したのは、全国医学部長病院長会議(AJMC)が「同窓生の子どもの優遇は不正とまでは言い切れない」と判断したことだ。医者の子どもたちがどれだけ恵まれているかを知らないままでも、全国医学部長病院長会議に出席するほど出世できるようだ。まさに自分たちが犯している罪だから、その罪深さが理解できないのか、と思ってしまう。医者の...

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徴兵と出産は等価なのか

「いいよな、女は。徴兵がないから」「でも女は出産があるよ」これは韓国でよくある対話のようです。「男は徴兵で大学を休学しなければいけない一方、女は出産と育児で休職しないといけない」は、韓国人なら知らない人がいないほど、「男女の負担は平等である」根拠に使われるそうです。この理屈に多くの日本人は違和感があるでしょう。その理屈だと「徴兵制のない日本では男の負担が多い」となってしまうからです。日本同様、徴兵...

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医者(開業医)がいかに金持ちか分かる話

私「開業医は楽な診療しかしてないくせに勤務医より給料高いなんて、おかしいですよね」上司「そう言うけどね。開業資金に莫大な金がかかるから、収入が多くても、使える部分はそう多くないんだよ」私「親から継ぐ連中だったら、開業資金もかからないじゃないですか」上司「まあ、そうだけどさ。でも、僕の同級生で、親から継いだクリニックが流行らなくなったから潰して、新しくクリニックを開業したけど、そこも上手くいかず、借...

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日本人が単純な善悪二元論に陥っている例

今年の猛暑でエアコンが壊れたにもかかわらず、患者を転院させることなく、熱中症にかかり亡くなった事件が岐阜県でありました。わずか数日で50人程度の患者のうち5名も相次いで亡くなったにもかかわらず、院長が「なにか問題があったとは思っていない」と発言し、批判的な報道が相次ぎました。しかし、医療関係者だけのネット掲示板では「肺炎で亡くなるのはよくて熱中症で亡くなるのはダメなのか」と、院長を擁護するような意見...

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なぜ日本の左翼はprotestする人たちからprotectする人たちに変わったのか

明治時代から1970年代くらいまで、日本の大学では左翼勢力が強かった。特に大学生が大量生産された戦後は、安保闘争や全共闘運動など、大学生の左翼運動が社会問題になるほど大規模な反権力活動が行われていた。しかし、昨今の大学生を含む若者では、左翼に共感を持つ者は少ない。自民党支持率は若者ほど高くなっている。若者には共産党が保守に思えて、日本維新の会などが革新に思えるようだ。2018年9月6日の朝日新聞では、「政党...

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不幸を知らない、あるいは忘れた奴が他人の不幸を語る資格はない

不幸でない奴が他人の不幸を語る資格はありません。かつて不幸だった人なら資格がある、と勘違いしている奴もいますが、それも間違いです。私程度の不幸であっても、最悪の頃は、世界中のどんなに不幸な奴だって、他人が私の不幸について語る資格はない、と分かっていました。「自分も不幸だった」と他人にあっけらかんと言える奴は、それほど大した不幸でなかった、と私は確信します。最悪に不幸な時は、他人があれこれ言える状態...

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中国と自家用車

「中国」と聞いて、「自転車」と連想した時代がありました。1991年にゲーセンで流行ったストリートファイター2では、中国だと自転車が後ろを何台も走っていました。今の若い人が見たら、その自転車の群れが中国を表すと思いもしないでしょうが、当時は子どもの私でも「中国だから自転車なんだな」と思っていました。私が中国に住んでいた2008年に、そんな光景を見ることはただの一度もありませんでした。よほどの田舎にいっても、...

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自家用車について思うこと

自家用車を買って2ヶ月で、バッテリーが上がった。「バッテリーが上がる」ってなんだ? 中古車とはいえ、バッテリーも購入時に新しいものに取り換えたはずだぞ? 来てもらった修理業者にそう不平を言ったら、「車を2週間も動かしていないと、それはバッテリーが上がりますよ。車というものは毎日運転することを前提としています。最低でも1週間に1回は運転してください」と説教された。なんだと? たった2週間運転しないだけで...

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買い物難民は税金で救済するべきなのか

私もついに車を買った。ペーパードライバーを10年以上も続けて、「究極の安全運転者は運転しない運転者」という冗談を言ってきたが、35万円の中古車を買った。整備費だ、なんだかんだで、結局、初期費用70万円も払って、駐車場代と保険代だけで毎月1万4000円もかかるのに、購入した。「必要な時にタクシーを使った方が安上がりだ」という考えは今でも間違いだと思わないが、やはり買ってみると便利だ。移動範囲が格段に広がった。...

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そういえば倭人は背が小さい人の意味だったっけ

カナダ留学中、よく感じたことだが、韓国人は日本人より背が高い。身長2m越えている東洋人に実際に会ったのは、カナダが初めてで、やはり韓国人だった。もっとも、そのとき既に私は「韓国人は日本人より平均身長が大きい」と知っていた。それを知ったのは日韓W杯の時だったが、大そう驚いた。一番分かりやすい身体的特徴で、日本人が韓国人に遺伝的に負けるなんて想像もしていなかったからだ。「日本史上最高のピッチャーの金田も...

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一休さんを知る中国人は1億人以上いる

「一休さん」というテレビアニメを知っている人は、もう30代後半以上でしょう。私も再放送で観ました。このアニメ「一休さん」の視聴者が最も多い国は、日本でなく、中国だと知っているでしょうか。今の30代の中国人なら、ほぼ全員知っています。30年前の中国で大人気だったアニメです。当初は白黒で放送されていたそうです。30数年前の中国なら、村にテレビは数台しかなく、しかも白黒で、村中の人がテレビのある家に集まる、とい...

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