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記事一覧

9月入学の改革すら実施できない日本

コロナショックで多くの学校が長期休校しました。その分、学年を延長して、以前から計画していた9月入学を実施する絶好の機会が来た、と考えた人は少なくありませんでした。まず、現役の高校生が声をあげ、世論調査でも9月入学を実施すべきとする割合がそれに反対する割合より大きかったので、いよいよ9月入学になる、と私も考えていました。しかし、日本ではいつもそうですが、抵抗勢力が声高に反対すると、あっという間にこの改...

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コロナショックでトイレットペーパーがなくなった時期に日本中で繰り広げられた説教

妻「今実家にいるんだけど、周りのお店のどこでもトイレットペーパーが売っていない!」私「本当に? 50年前のオイルショックみたいだね」(私が近くの薬局に行って、トイレの売り切れを確認)私「ははは! 〇〇薬局でもトイレットペーパー一つも売っていなかった」(私が妻に証拠写真をLINEで送る)妻「本当だ! 〇〇薬局にあれだけ積んであったのに! もし見つけたら、トイレットペーパー買っておいてもらえる?」私「え? ...

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文系でも必要な科学的思考

10年以上前、開成高校の理科の入試問題にこんなものを見つけたことがあります。「ノモルワ製薬の社長が虫よけスプレーを開発した。社長はその虫よけスプレーを手にかけて、蚊のいる箱に手を1時間入れていたが、全く噛まれなかった。『この虫よけスプレーの効果は間違いない』と思って世間に発売したが、『効かなかった!』とクレームが殺到した。なぜこんなことが起こったのか?」答えは「蚊のいる箱に『スプレーをかけていない手...

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「科学と非科学」を読んで

1年ほど前でしょうか。「科学とエセ科学」というテーマで記事を書こうと考えていました。明瞭に科学とエセ科学を分別できる領域もありますが、分別があいまいな境界ラインもあったりすることに、以前から私が興味を持っていたからです。そんな境界ラインに存在するのに、一方的に「エセ科学」と批判しているのはおかしい、とよく思ったりしています。そんな関心を持っていたので、「科学と非科学」(中屋敷均著、講談社現代新書)...

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「怒るのと叱るのは違う」が日本のパワハラの現状です

「感情に任せて殴るのはよくないが、愛情を持って殴るのはいい」今からは信じられないですが、昔は上のような主張をする連中が日本には山のようにいました。確か、少年H(妹尾河童著、講談社文庫)にも「おまえは愛情を持って殴るのと、愛情なしで殴ることの違いも分からないのか」と上級生に言われて、主人公が「そんなの分かりませんよ!」と言い返す場面があったと記憶しています。さすがに私は上の言葉をよく聞く世代には入り...

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