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医学部同窓生の子どもの優遇

ここ数ヶ月ほど、医学部の受験不正のニュースに毎日接しているように思う。私にとって最も落胆したのは、全国医学部長病院長会議(AJMC)が「同窓生の子どもの優遇は不正とまでは言い切れない」と判断したことだ。医者の子どもたちがどれだけ恵まれているかを知らないままでも、全国医学部長病院長会議に出席するほど出世できるようだ。まさに自分たちが犯している罪だから、その罪深さが理解できないのか、と思ってしまう。
医者の子どもは、遺伝のため他の人より圧倒的に優位である。潤沢な金により特別な教育環境を与えられるので、さらに優位である。医学部入学を目指す専門予備校というものが日本には複数あり、その学費は年間400万円を越えるところがザラにある。必然的に一般家庭では通わせられないので、その医学部専門予備校は私立医学部同様、医者のバカ息子、バカ娘たちの溜まり場となる。ひどいバカになると、そこで笑いながら2浪、3浪する。
そこまで優遇されていて、さらに入試でも下駄を履かせるなど言語道断である。私の経験からいっても、医者の子どもの医者で本当の不幸を知っているなど皆無である。100人以上会っているが、ただの一人もいない。私程度の不幸でも経験している人は、完全にいない。
平等には「どの親に生まれるかをクジで決める」という考え方がある。その考え方でいえば、医者の子どもなど、入試ではむしろ合格最低点の30%増しのハードルを課して、ようやく公平だろう。既に恵まれすぎている医者の子どもを入試でも合格させやすくするなど、ありえない。
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