FC2ブログ

記事一覧

フィリピンで社員旅行文化が浸透中

フィリピンは海を通じて日本と隣り合っていますが、中国や韓国のように隣国と感じている人は少ないでしょう。ただ、街の乱雑さや看板の多さなど同じアジアの国として共通しています。今回、特に注目したいのは、社員旅行文化が浸透していることです。
もう5年以上は前だと思いますが、報道系の雑誌記事に「日本では廃れ気味の社員旅行や社員運動会ですが、経済発展中の東南アジアではそんな日本の伝統的な会社文化が喜ばれるようです」とありました。
私がセブ島で語学留学していた2013年、友だちのフィリピン人にボホール島という観光地に連れて行ってもらいました。そこでは昼食を楽しみながら川下りするツアーがあったのですが、申し込んでから待っている間に、同じシャツを着ている集団を何組も見かけました。フィリピンは数十人の親族で集まることがよくあるので、最初は親族かと思いましたが、それにしては若者に年齢層が偏っています。友だちのフィリピン人に聞くと、「あれは社員旅行で、シャツにあるマークは会社のロゴだ」と教えてくれました。私は上の記事を思い出して、「確か、あの記事はカンボジアかどこかの日系企業の話だったけど、日系企業でなくても、フィリピンで社員旅行文化は浸透していたのか」と感慨がありました。
日本だけが先進国だった1980年代、日本の社員旅行などの会社文化は「企業への帰属意識を高め、忠誠心を植え付けて、全体主義思想を浸透させている」などと西洋から批判を受けていました。しかし、楽しいからみんなで旅行しているだけで、そんな難しい概念を使って批判されるいわれはなかったでしょう。日本特有の異常な文化ではなかったことは、現在の東南アジアの例からも間違いありません。あの時の批判は理不尽だったと、今からでもアメリカなどに主張すべきではないでしょうか。
(以下、余談)
もっとも、私は現代日本人なので、社員旅行などしたくありません。
つい最近、いまだに社員旅行のある日本の病院で働く方から、不平を聞きました。休日の朝7時に病院に集合で、そこから11時間もツアー旅行をさせられたそうです。「社員旅行に参加しないで、その分のお金を給料に回してもらったらどうでしょう?」と言うと、「そんな主張通りませんよ。その逆だもん。社員旅行休みたいと言ったら、上司から、だったら15000円払ってください、と言われた」との返答でした。法律上、その上司の主張はメチャクチャだと思うのですが、実際に、そんな話はあるようです。
スポンサーサイト



コメント

コメントの投稿

非公開コメント

プロフィール

perfect-chaos

Author:perfect-chaos
日本人らしくない発想をする日本人=日本で生きづらい日本人

アクセス数